全ては不運な鉄道事故から始まった。1891年のアメリカにて速達郵便列車が車掌の時間の確認不足と計測の誤差で衝突し、6名の人命を失う悲しい結果に。後の"ボールウォッチ"創業者であるウェブスター・クレイ・ボールは当時、湖岸鉄道の監督検査官であり、この事故をきっかけに鉄道全線の運行時間と時計を正確に運用するための検査システムを開発をすることに。優秀な時計技師等を集結し見事なオペレーションシステムを完成させ、それがアメリカ全土の発展を担ってきた鉄道網の躍進へと繋がったのである。以来、彼の「タフ&ディペンダブル」(どんな過酷な状況でも正確に計時させる)という理念はウォッチメーカーとしてユーザビリティをも追求しながら、今日まで受け継がれいる。スイスに本拠地を移して以降、画期的な自発夜光システム"マイクロガスライト"や、クロノメーター規格の自社ムーブメント、904Lステンレススチール等を駆使して、耐衝撃、耐磁、防水など究極の実用性を求めたエンジニアシリーズを筆頭に、鉄道時計の伝統を具現化したトレインマスター、シンプルなデザインのストークマンなどを展開している。
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