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1961年創設。ドイツ軍パイロットの経験を持つヘルムート・ジンは、その飛行経験を活かした時計製造を行う。ドイツ空軍が正式採用したパイロットクロノグラフの「モデル155」や、ドイツ、フランクフルト経済振興協会からの要請を受けて開発したファイナンシャル・クロノグラフの「モデル6000」、「モデル503.EZM1」などのEZMシリーズはドイツ税関犯罪局、警察特殊部隊、耐テロ特殊部隊などが採用。過酷な状況下での使用を前提としたプロ仕様モデルがずらりとラインナップされている。精度劣化の原因である水蒸気を取り除くドライカプセル、軸受に発生する静電気による腐食を防ぐアルコンガス、マイナス66度からプラス228度まで変化しない潤滑オイル「ジン・オイル66-228」など細部にまでのこだわりが当ブランドの真骨頂。
こうしたプロフェッショナルの要求に耐えうる独創的なテクノロジー開発は、1994年に経営を引き継いだ、エンジニア出身のローター・シュミットによって加速。ドクターヘリによる救命活動や、消防隊、レスキュー隊の救助・救出活動を想定したミッションタイマーなども製作された。2016年には、シュミットが提唱したパイロットウォッチの技術規格「テスタフ」を元に、ドイツでパイロットウォッチ規格DIN8330が施行。テスタフ認定機としては、センターに60分積算計を配置し時間計測が容易なムーブメントSZ01を搭載した「EZM10.TESTAF」がある。