時計師であるルイ・ユリス・ショパールが1860年にスイス・ソンヴィリエに設立した、創業150年を超える老舗ウォッチブランド。2代目以降も本社をジュネーブに移すなど、創業後100年間は一族での経営で繁栄させていくが、3代目のポール・アンドレ・ショパール以降は後継者に困り、1963年、ドイツ・フォルツハイムにて時計と宝飾品の製造で成功を収めていたカール・ショイフレに経営権を譲渡することになる。しかし、この転機が更なる世界的な発展へとつながり、時計だけでなくジュエリーも含めた「高級ラグジュアリーブランド = ショパール」の名声を手に入れる。1976年には、その象徴とも言える「ハッピーダイヤモンド」をリリース。風防を重ねた間に愛らしい小粒なダイヤモンドを閉じ込め、文字盤を見る度にダイヤが動き、煌めくその様は瞬く間に予の女性たちの噂となった。
1988年には、イタリアの伝説的な公道カーレース「ミッレミリア」をスポンサードし、記念モデルも発売。現在でもモナコGPモデル等と共に「クラシックレーシング」としてコレクションされてあり、時計ファンだけでなくレースファンからの注目も集めている。そしてついには自社ムーブメンのト開発にも乗出し、1996年にジュネーブ・シールとC.O.S.C.クロノメーター認定の両方を受けた初の「L.U.C1.96」を開発。他社に先駆けてマニュファクチュール(自社一貫生産)ブランド化したひとつである。創業者の頭文字である「L.U.C」はそのまま、高級ムーブメントを格納したハイエンドのモデル名として刻まれている。
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