あのアメリカン・トラディショナルの雄、ラルフ・ローレン。同氏が1967年にネクタイ店として創業し、19年後には上場を果たして世界的ブランドとしてのサクセスストーリーを加速していく。そんなお馴染みのファッションブランドが、時計ファンを驚かせたのは2008年。リシュモングループと共に、スイス・ジュネーブにラルフ・ローレン ウォッチ&ジュエリー・カンパニー創設を発表した。もともとコレクターでもある同氏のウォッチメイキングへのこだわりは「時計の歴史に残るような作品を」という名言にも集約されている。
そして歴史的なコラボレーションは、3つの独創的なコレクションを産みだした。同ブランドの象徴とも言える乗馬に使用する”鐙(あぶみ)”をモチーフにした「スティラップ コレクション」、堅牢なベゼルにヴィンテージカーや野生味あふれる男のロマンを投影した「スポーティング コレクション」、凝ったギョーシェ装飾とローマンインデックスが伝統的な時計史に敬意を表するかのような「スリムクラシック コレクション」。そのどれもがラルフ・ローレンらしさを備えた正統派でありながら、斬新なインパクトを放つモデルばかり。IWCやジャガー・ルクルトなどリシュモングループならではのムーブメント供給を受けつつ、今後の進化が更に注目されるであろう新興ウォッチブランドである。
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