フランス海軍航空部隊のために設計され、1955年に販売された軍用パイロットクロノグラフ「タイプXX」がルーツ。1973年にはベークライト製の回転ベゼルを備えた第2世代を発表した。飛行中に連続的な時間計測を要する軍用の名残というべきフライバックが付いた「タイプXX」が、ブレゲコレクションに確固たるポジションを得るきっかけとなったのは、1995年に発表された「タイプXX アエロナバル」だった。海軍航空隊を意味するアエロナバルは、1950年代の「タイプXX」の愛称。本格的な始動に際し復活した。12時間計と30分積算計を搭載し、レマニアの自動巻きムーブメントが用いられた。時計ファンからの反応がよく、1998年にはデイト表示を持つ「トランス アトランティック」を発表。更に2004年には、ケースサイズを42mmに拡張し、デイ/ナイト表示を備えた「タイプXXI」を、2010年には、ケースサイズ44mm、毎時7万2000振動/時という超ハイビートムーブメントを採用した「タイプXXII」へと進化を果たした。その後も素材や文字盤の配色が異なるバリエーションが追加されている。
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