1987年に時計業界に本格参入したシャネルのファーストモデルが、フランス語で“第一”の意味を持つレディースウォッチ「プルミエール」だ。四方をカットした八角形のレクタンギュラーケースに、インデックスを省いたシンプルな文字盤は、当時の時計デザインに衝撃をもたらすと共に、チェーンブレスレットをセットしたアクセサリーのようなスタイルは、ファッションアイコンとしても多くの女性を魅了。2005年にはキャリバーをカメリアの花で表現したトゥールビヨンを発表し、マニュファクチュールメゾンとしての道を開拓した。
2015年には「プルミエール」にフランス語で“男性的”を指すマスキュリンな世界観をプラスした「ボーイフレンド」コレクションがデビュー。メゾンの象徴であるツイード素材をメタルストラップで再現した「ボーイフレンド ツイード」が大ヒットした。
更に2017年には、1955年に発表されたシャネルの伝説的なハンドバッグ「2.55」からインスピレーションしたジュエリーウォッチ「コードココ」を発表。「2.55」の留め具「マドモアゼルクラスプ」をモチーフにしたクラスプを中央に配置。クラスプを回転させることでロックを開閉できる独創性も加わり、未来を感じさせるシャネルの新しいアイコンとなっている。
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