2005年に誕生したマスタースクエアは、ロングアイランドの派生型と位置づけられ、ロングアイランド同様、直線とカーブを自在に操りながら、アールデコ様式からデザインを着想したタイムピースだ。ケースの4辺の長さを同じサイズに整え、文字盤も正方形にフレーミング。文字盤には光沢があり、インデックスが放射状に広がるように配置されているのも特徴。代表的なバリエーション「レリーフ」は、ギョーシェ模様の文字盤に、板から叩き出して縁取りを施した、アールデコ調の立体的なローマンインデックスがセットされたもの。フランク・ミュラーの顔というべきビザンインデックスや、カラフルなカラードリームのバリエーションも展開している。
サイズはレディースで6002系の26.5、29、33mm、キング(メンズ)で6000系の36.5、42mm(すべてケース幅)の5種類。ロングアイランドと同じ、手首に絶妙にフィットするカーベックス形状のケースの素材には主にゴールド系が用いられ、レザーストラップとのマッチングが秀逸。一部、ステンレスやブレスレット仕様も展開される。形状やデザインバランス、インデックスに対するアプローチなど、フランク・ミュラーの新境地を開拓したモデルとしても存在感は大きい。
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