18世紀後半、フランス海軍から御用達時計師としての看板を授かったアブラアム・ルイ・ブレゲは、1820年に、フランス海軍へマリン・クロノメーターを納入した。ブレゲが没した後もこの関係は続き、航海用精密時計の製造も継続された。1990年、この大いなる遺産をヒントに、現代の時計着用シーンに適したタイムピースとして生まれたのが「マリーン」である。ファーストコレクションは、ケースサイズ36mmのクラシックデザインのモデルをラインナップ。2004年には大幅なリニューアルが行われ、ブレゲ針やギョーシェ文字盤、スケルトンバックといった特徴を持つ、ケースサイズ39mm、100m防水を確保するスポーティな「マリーンⅡ」に刷新。カジュアルなラバーベルトなども用意され、愛用者は一気に拡大した。2005年には、クロノグラフ「マリーン フライバッククロノグラフ」、2007年には回転ベゼルやアラーム機能を搭載した300m防水の「マリーン ロイヤル」、2012年には「マリーンGMT」と、メカニカルなバリエーションも充実。2018年には更にモデルチェンジし、エクアシオン マルシャントを引き継ぐ前衛的な波模様を配したゴールドモデル、初のチタンケースを採用したシックな3針モデルなど、モダンなスタイルに磨きをかけている。
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