ブライトリングのフラッグシップ”クロノマット”。1942年に発表された初代機は回転計算尺ベゼルで、現在の”ナビタイマー”の元にもなった。70年代のクォーツショックの余韻が長引く1984年、イタリア空軍のアクロバットチーム”フレッチェ・トリコローリ”に向けた渾身の自動巻きパイロットクロノグラフ”新生クロノマット”を開発し、再び脚光を浴びる。クラシカルなナビタイマーとは対照的にクロノマットは常に先進性を追い求め、リニューアルを繰り返した。
そして2004年には、”クロノマット・エボリューション”として革命へと変わる。ケースを大幅にサイズアップし、パイロットウォッチながらも300m防水まで装備。ダイヤルバリエーションも格段に増え、まさにブライトリングの代名詞となった。が、その5年後には再び”クロノマットB01”をリリース。リセット時の自動センタリングシステムで特許を取得した自社開発ムーブCal.01を搭載し、現行の”クロノマット44/41”へと受け継がれる。まさに進化を止めないクロノグラフである。
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