ブルガリで最も知名度の高いアイコン的マスターピース。1975年誕生の初代モデルは、古代ローマ帝国の皇帝画を刻むコインから着想された液晶ディスプレイ搭載のデジタルウォッチで、ローマ本店が100名のVIP客に配るクリスマス贈答用として製作された。ベゼルにメゾンの名を入れたデザインが絶賛され、翌年には「ブルガリ・ローマ」としてローマ本店で発売。1977年には、古代ローマ建築の円柱をデザインモチーフにした、2針の「ブルガリ・ブルガリ」として本格的に販売を開始した。デザインは、オーデマ・ピゲ「ロイヤル オーク」やパテック フィリップ「ノーチラス」などを手がけた時計デザイナーの巨匠ジェラルド・ジェンタによるもの。
その後、30年以上にわたり様々なケース素材、文字盤デザイン、ブレスレットを採用したバリエーションを生み出した。2013年にはデザインとキャリバーをフルモデルチェンジ。自社製自動巻きキャリバーCal.BVL191を搭載した3針モデルから、毎時3万6000振動のハイビートキャリバーCal.BVL328を採用するクロノグラフ、そしてトゥールビヨンまで、新生を印象付けるモデルが続々と投入された。
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