スペイン語で「征服者」の意味を持つ「コンキスタドール」は、究極の曲線美を誇るフランク・ミュラーの象徴「トノウカーベックス」の派生系として登場したコレクション。ベゼルにステップのある2重構造の立体的なケースが特徴で、力強く、スポーティなフォルムを実現した。1994年に誕生。日本では2000年代初めに大ヒットとなり、2004年には、スペインの探検家エルナン・コルテスの名を冠した、スクエアケースの「コンキスタドール コルテス」、2009年には初のスポーツモデル「コンキスタドールグランプリ」をリリースして話題となった。
レディースモデルも人気が高く、その代表が「トノウカーベックス」の両サイドにボリュームを持たせ、華やかな表情を演出した2007年登場の「ハート トゥ ハート」。インデックスの一部にハートをあしらい、新しいエレガントを提案した。前述に対し、ラウンドケースから、より曲線美を追求したのが、“アメリカ大陸横断”をテーマに着想した「トランスアメリカ」。3タイムゾーンを表示可能なマスターバンカーやクロノグラフなどをシリーズ展開し、こちらも人気を博した。どれもが同ブランドならではの、型にとらわれない個性的なラインナップである。
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