大型の日付表示機構「パノラマデイト」を搭載した「パノシリーズ」は、歴史あるドイツ・ザクセンの時計技術を注ぎ込んだフラッグシップとして、2002年に誕生した。1994年に登場したA.ランゲ & ゾーネの「ランゲ1」にも通じる、黄金比率によって導き出された、左右非対称のオフセンターダイヤルが特徴で、その手始めにダブルスワンネックの自社製「キャリバー65」を搭載した、文字盤にパワーリザーブを備える「パノリザーブ」を投入。その後2年間で、積算計をレトログラード式にしたクロノグラフ「パノグラフ」や、「パノマチックデイト」など、次々に新作を開発した。
2007年に、レトログラード式のデイトにフライングトゥールビヨンを搭載したケースサイズ42mmの「パノトゥールビヨンXL」、2008年は、美しいミャリバーをフロントから見られる「パノインバースKL」、2012年にはムーンフェーズ表示機能を追加した「パノマティックルナ」、2015年に「パノルナ・トゥールビヨン」と現代のスタンダードが生み出された。文字盤のカラーバリエーションも増やしながら展開を進め、「パノシリーズ」の認知度は世界的に高まり、不動の存在となった。
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