ウブロは当初、創業者のカルロ・クロッコ氏が創業したMDM社の一ブランドであり、ジャン・クロード・ビバー氏がCEOに就任し「ビッグバン」で記録的なヒットを遂げる以前、ウブロの看板モデルの座にあったのが、「スーパーB」というクロノグラフだった。バランスのとれた文字盤デザインを備え、ブランド名の下にはMDMのロゴが。スーツにも合うクロノグラフとして愛用者も多かった。特筆すべきは、着け心地にこだわり開発に3年を費やしたといわれるラバーベルトだ。このスタイルが「ビッグバン」のプロトになったという説もある。すでに生産を終えた現在もウブロのクラシカルなアイコンとして売れ続けている。
この「スーパーBクロノグラフ」から「ビッグバン」という大きな変革の後、進化系として2009年に登場したのが、堂々たる48mmサイズのケースを使った「キングパワー」だ。翌年には自社キャリバーであるウニコを搭載した「キングパワー ウニコ」が誕生。「ビッグバン」のフュージョン素材を踏襲しつつ、その迫力と存在感でステイタスを獲得する。モータースポーツのF1や、セリエAのユベントスとのコラボレーションモデルも限定でリリースされている。
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