「アエロバン」で実現したスケルトン仕様を、トノー型ケースで可能にしたのが2014年に発表された「スピリット オブ ビッグバン」だ。形状こそ異なるが、ベゼルを留める6本のH型ビスを始め、フォルムや意匠に「ビッグバン」のDNAが受け継がれる。縦51mm×横45 mmというデカ厚のケースにはエル・プリメロをベースにした毎時3万6000振動のハイビートクロノグラフムーブメント「HUB4700」を搭載。時分針、インダイヤル針の精緻なメカニズムが楽しめる。圧巻は数字部分をプリントではなく、数字型にくり抜かれたカレンダーディスク。細部にまで浸透するウブロのこだわりや妙技の数々を、リアルに実感できる。
マテリアルのバリエーションも「ビッグバン」と同様であり、マジックゴールドやキングゴールド、セラミック、チタンと多岐に渡る。武骨でクールなオールブラックや、ベゼルとラグにダイヤをあしらった華やかなコレクションが並ぶ。2016年には、ムーンフェーズとビッグデイトを搭載したモデルもデビューを飾った。唯一無二の存在感により「ビッグバン」や「クラシックフュージョン」と共にウブロのアイコンへと成長した。
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