アクアラングの発明者であり、深海ドキュメンタリー映画「沈黙の世界」の監督でもあったジャック=イヴ・クストー。彼の海への情熱を反映し具現化したのがIWC初のダイバーズウォッチで1967年に発売された”アクアタイマー”。当時から200mの防水性能と、潜水時間を表示する回転式インナーベゼルという斬新な機構が特徴で、初代機から圧倒的な完成度の高さを示す。
1999年には耐久性と実用性を兼ね備えて評判だった”GST”と集約させた”GSTディープワン”が完成。同社初となる水深計を搭載するなど、企画から開発まで5年もの歳月を費やしており、バーゼルフェアでは大変な話題となった。生産数は限られていたが、後の2004年にリニューアルしたアクアタイマーにその特徴的なデザインとインナーベゼルは受け継がれており、一時代を築いた。
2009年にはフルモデルチェンジを行いサファイヤガラスのアウターベゼルに、そして2014年からのコレクションでは回転式アウター/インナーベゼルを開発。長年培った両方の利点を採り入れた「第3世代のダイバーズ」として注目されている。また、要所で”クストーダイバーズ”や彼が調査活動をしていた”ガラパゴス アイランド”などリミテッドモデルも発表し、偉人や大自然へのリスペクトを時計に込めている。
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