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IWC インヂュニア について

近代における電化製品の普及により、IWCは機器から発生する磁気が時計の精度に悪影響を及ぼす事に着目。高い磁場でも影響を受けない時計の開発にいち早く着手し、1955年に80.000A/mの耐磁性能をもった初の自動巻き腕時計”インヂュニア”を完成させる。1976年にはデザイン的な改革を求めてジェラルド・ジェンタを招聘し、厚さがわずか10mmという薄型の”インヂュニアSL Ref.1832”を発表。続く1989年には、史上最高となる500,000A/mの耐磁性能”インヂュニア オートマティック”で記録を樹立。

その後に沈黙を経て、2005年にはペラトン式自動巻き機構に耐衝撃性能もプラスした自社開発ムーブ”Cal.80110”を搭載し、オリジナルの80.000A/m耐磁性能をもたせて復活を遂げる。同時にドイツの高級車ブランド・メルセデスAMGともパートナーシップを結び、チタニウムケースの”インヂュニア オートマチックAMG”もリリースし、話題に華を添えた。2017年にはデザインコンセプトから一新。耐磁性能からレーシングスポーツとしての側面が際立ち、クロノグラフモデルには自社製キャリバーを搭載し意欲作として生まれ変わった。

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