2018年のジャガー・ルクルトにとっても最も大きなトピックスは、1968年に初のダイバーズウォッチとしてデビューし、今年で50周年を迎えた「メモボックス・ポラリス」の復活だ。「ボラリス」はアラーム機能「メモボックス」を使って海中からの浮上する時間をダイバーに伝えるという画期的な技術によって、一気に名声を獲得することになった伝説のウォッチ。3針、デイト、クロノグラフ、ジオグラフィーク・ワールドタイムなど6モデルがラインナップされた。スポーツラインでは、1920年代にアストンマーティン車のダッシュボードに搭載されたジャガーの速度計に着想を得て、両社が2004年に共同開発した「AMVOX」。モータースポーツへのオマージュが随所に散りばめられている。
ジャガー・ルクルトの技術力を伝えるのは2つの独立したメカニズムが一つの調速機構によって連動する複雑時計「デュオメトル」。一つは時刻を、もう一つはクロノグラフや、ムーンフェイズ・カレンダーを表示する。
レディースでは、精度と耐久性にこだわりながらエレガントを追求した「ランデヴー」が人気。文字盤に太陽と月のディスプレイによる昼夜別表示を備えた「ランデヴー・ナイト&デイ」は優美で大人の女性にこそ相応しいピースだ。
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