ブランド創立と共に発表された「タンジェント」は、ドイツで誕生したバウハウスのシンプルな機能美を取り入れたフラッグシップであり、世界的に最もその名を知られたコレクションである。ラウンドケースと直角で構成されたフォルムや、タイポグラフィの数字によるアワーインデックス、更に白銀仕上げの文字盤や青焼き針などのデザインは、発表当初からドイツ国内外で高い人気を獲得。発売から25年間で、レッド・ドット・デザイン賞など、プロダクトデザインの名だたる賞をいくつも受賞している。シリーズは広がりを見せ、ファーストモデルのスタイルを引き継ぐ35mm・手巻きタイプをメインに、38mm・手巻き、33mm手巻き、35mm・自動巻きを展開。それぞれで機能の異なるバリエーションをリリースしている。2018年に発表された最新作「タンジェント ネオマティック41 アップデート」は、40.5 mm・自動巻きネオマティックキャリバーを搭載した今までにない規格のモデル。カレンダーの数字が文字盤の外周にあり、今日の日付を2つの赤いドットが囲んで知らせるという画期的な機能を搭載している。クリエティブな職業の人に圧倒的な支持を集めている。
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