
かめ吉 中野店
〒164-0001
東京都中野区中野 5-52-15
中野ブロードウェイ 3F
営業時間 11:00 - 20:30
電話時間 11:00 - 22:00
定休日 無休(年末年始・臨時休業以外)
チュードル/チューダー(TUDOR)は、ロレックスの創業者であるハンス・ウィルスドルフの「販売代理店がロレックスよりも控えめな価格で販売できて、ロレックスの様な信頼基準を満たすような時計を作れないかと考えていた」という信念に基づいて1926年に設立されました。ETA社のムーブメントにロレックスのケースや外装パーツを採用し、その理念を実現。このポジショニングにより「ロレックスの弟分」とも呼ばれ、幅広い層に人気を博しました。近年では独自のアイデンティティーを確立し、多彩なモデルを精力的にリリース。遂に2018年には正規日本代理店も設立し、呼称も「チューダー」と改めてリブランディングしています。
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チュードル/チューダーの特徴はロレックスの影響を受けつつも、独自のスタイルを確立していったプロセスにあります。英国人であれば誰もが知っているイングランド王朝・チューダー家(エリザベス1世など)の紋章であるバラをモチーフにしたロゴマークで、製造年やモデルによって盾バラ~小バラ~デカバラと変遷していき、1969年からは堅牢性と揺るぎない信頼の象徴でとして盾のみのロゴが採用されて現在に至ります。その間、ロレックスのパーツ供給を受けながらも「スノーフレーク針」や「アラームウォッチ」など独自の路線も模索。現行ではヘリテージ(遺産)を大切にしながら、モダンなアプローチを加えたコレクションが続々と発表されています。
その起源は1926年、ウォッチメーカーであり販売代理店もある「ヴーヴ ドゥ フィリップ ヒュンター」がハンス・ウイルスドルフの意志を受け「The TUDOR(チューダー)」を商標登録。その10年後には、ハンス・ウイルスドルフが権利を取得して「ロレックスの品質と信頼性を維持しつつ、より手頃な価格で提供するブランドを作ること」を目指します。その後、1946年に「Montres TUDOR SA」という名で正式にブランドが設立され、1950年代に「オイスタープリンス」が登場。これはロレックスの防水技術「オイスターケース」を採用したもので、高い耐久性を誇る時計として評判に。以降もロレックスのパーツ供給を受けながら1954年には同名のサブマリーナや、1960年代にはエクスプローラーの弟機”レンジャー”などヒットを連発。ハンス・ウイルスドルフの死後、1970年代に入ると薔薇ロゴを廃止し現在の盾ロゴになり、ディフュージョンブランドというイメージからの脱却に成功して、今日に至ります。
チュードル/チューダーのブランドコンセプトは、「冒険心とクラシカルな美を融合した実用的なツールウォッチ」です。その背景には、創業者ハンス・ウィルスドルフの哲学が色濃く反映されています。彼は、ロレックスと同じ精度と堅牢性を担保しながら、幅広い層が手に取れる時計を目指してチューダーを設立しました。「伝統と革新の融合」をブランドの軸にしています。過去の名作を復刻しつつ、現代の技術を取り入れた「ヘリテージコレクション」や、高精度の自社製ムーブメントの開発など、時計業界での挑戦を続けています。
人気コレクションの筆頭は「ブラックベイ」。サブマリーナ Ref.7924 通称 “ビッグクラウン” のオマージュとして誕生した、ヴィンテージ感あふれるドーム型ガラスやスノーフレーク針が印象的なフラッグシップモデルです。イカサブをモチーフにした「ペラゴス」はさらに防水性能を500mまで高めて、プロ仕様のダイバーズウォッチとして設計され、チタン製の軽量ケースやヘリウムエスケープバルブを搭載しており深海でも信頼性を発揮します。「レンジャー」は、探検家精神を体現するシンプルで堅牢なフィールドウォッチで、視認性に優れた文字盤と耐久性の高いデザインが特徴です。いずれのモデルも高い技術力と実用性を兼ね備えたツールウォッチとして幅広いユーザーに支持されています。